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令和7年度「社会連携プロジェクト支援制度」採択プロジェクトが決定しました!③
社会連携センターでは、令和6年度より社会の発展や課題解決に大きく寄与することが期待できる先進的・独創的なプロジェクトを支援する「社会連携プロジェクト支援制度」を始めました。
令和7年度 第3回審査会が先日行われ、2件のプロジェクトが採択されました。採択されたプロジェクトは以下のとおりです。
離島における教員不足問題の解決モデルの開発:ペーパーティーチャーに対する包括的支援システムの構築を目指して
人文学部 教育・臨床心理学科 教授 佐藤 仁
■概要
教員免許状を有しているものの、教員として勤務していない(勤務したことがない)「ペーパーティーチャー」の現状を調査・分析し、臨時講師として働くルートの確保を行うとともに、学校の臨時講師として勤務するにあたっての不安を軽減するための相談会・説明会を実施します。
(目指す方向性)
人材確保が困難な離島において、地域住民が学校教育に教員として持続的に関わることで、子どもたちが質の高い教育を受け続けられるという新たな「離島モデル」を構築します。
将来的には、ペーパーティーチャーから臨時講師として働く人に対して、入職後の継続的な支援体制を整備することで、募集から入職後に至る包括的支援システムを構築し、教員不足問題を抱える地域のモデルケースとなることを目指します。
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Fuku Yaku Cola~クラフトコーラで手軽に楽しく健康を~
薬学部3年生 中山 陽依
■概要
若年層が「美味しく、楽しく、自然と続けられる」形で健康と向き合えるよう、クラフトコーラの開発と啓発活動を組み合わせた取組みを行います。
身体に優しい素材を取り入れたクラフトコーラのレシピ開発と、体験型イベントの実施を通し、若年層が健康を意識するきっかけを提供します。さらに、地域のマルシェなど、地域の方々が行き交う場所でクラフトコーラの提供や、情報発信を行い、多くの人々が自然に健康と向き合える機会を提供します。
(目指す方向性)
薬学部の授業や実習を通して学んだスパイスの特性を生かし、特に若い女性に向けて、自分の体質に合わせた自分だけのクラフトコーラのレシピ開発を行います。クラフトコーラは味や香りの選択肢も幅広いため、楽しみながら健康機能を取り入れることができることから、若年層の健康意識向上に活用したいと考えています。
体験型イベントや地域のマルシェへの出店を通し、地域の方々へ向けた啓発活動を継続的に行い、将来的にはクラフトコーラの商品化も検討します。
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採択プロジェクトについては、社会連携センターのウェブサイトでも随時、情報発信を行っていきます。



