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令和7年度「社会連携プロジェクト支援制度」採択プロジェクトが決定しました!④
社会連携センターでは、令和6年度より社会の発展や課題解決に大きく寄与することが期待できる先進的・独創的なプロジェクトを支援する「社会連携プロジェクト支援制度」を始めました。
令和7年度 第4回審査会が先日行われ、2件のプロジェクトが採択されました。採択されたプロジェクトは以下のとおりです。
異文化理解の実践型モデルの構築 ―次世代主体の「キャンパス・チャイナデイ」を通して
人文学部 東アジア地域言語学科 教授 謝 平
■概要
本学のキャンパスを拠点に、学生や留学生が実施主体となり、中国の食文化や芸術、伝統行事などを紹介、体験できるイベント「キャンパス・チャイナデイ(仮称)」の開催を目指します。
本学学生や卒業生、教員・研究者を対象に、中国に対する意識調査を行い、イベントの実現可能性や課題を明らかにします。その後、イベントの企画を行い、協力団体を増やしながら、イベント開催に向けた準備を行います。
(目指す方向性)
学生と留学生が協働しながら調査や企画を行い、食文化・芸術・思想・社会・観光など多様な側面を取り上げます。幅広い視点から学ぶことができる異文化理解の環境を整えることで、固定観念にとらわれない柔軟な理解を促し、互いに尊重し合える社会の土台を築くことを目指します。
将来的には、本学のキャンパスを拠点とし、本学の学生だけでなく他大学の学生や地域住民も巻き込み、異文化理解を深めるイベントを開催したいと考えています。
そこから生まれる交流や気づきが、地域社会から国際社会に広がることによって、多角的で実像に即した異文化理解が社会全体に浸透する未来を実現したいと考えています。
福岡大学にコミュニティ畑を作ろう
商学部経営学科4年生 有満玲見、人文学部教育・臨床心理学科2年生 篠田輝
■概要
福岡大学病院の敷地内に、有機農法を行うコミュニティ畑を設置し、学生が身近に農業体験をできる場を作ります。
収穫された農作物は、学生や地域住民が参加できる調理・試食会や、地域の「子ども食堂」への提供を考えています。学生が地域住民と共に作物を育て、共に食すという地産地消を目指します。
(目指す方向性)
農学部を持たない本学において、学生や地域住民が協力して畑を運営する仕組みを広げ、畑を通じて農業コミュニティを形成することを目指しています。
主な活動は、日ごろから地域参画活動を行っている本学のボランティアサークル愛好会と共に進め、地域とのコミュニティ基盤を形成します。
期間中、共に活動する仲間を募集し、持続できるコミュニティ畑を作るとともに、学生だけでなく、地域住民や教育機関等とも連携を図り、多様かつ多世代参加型のコミュニティ形成を目指します。
同時に、コミュニティ畑を全国に広める活動も行っていきたいと考えています。
採択プロジェクトについては、社会連携センターのウェブサイトでも随時、情報発信を行っていきます。



